@article{oai:meiji-u.repo.nii.ac.jp:02000113, author = {大町, 成人}, issue = {29}, journal = {明治国際医療大学誌, The Bulletin of Meiji University of Integrative Medicine}, month = {Dec}, note = {【目的】腓骨筋腱炎を疑った 2 症例に対する鍼灸施術の有効性を,臨床効果より検討した. 【症例】足部外側腓骨筋腱部に痛みを訴えた患者 2 名(17 歳女性長距離選手・18 歳男性走幅跳選手)に対して,臨床症状・身体的特徴より腓骨筋腱炎を疑い,それぞれ鍼灸施術を行った. 【結果】症例1・2ともに長・短腓骨筋の緊張緩和と鎮痛及び足部の冷えの緩和を目的に,特に緊張の強い長腓骨筋上に 10 分パルス通電(1Hz)を行い,同様に圧痛の強い部位から 2 ヵ所を選び,パルス通電(50Hz)を行った.また,湧泉穴に温筒灸 2 壮を加えた.その結果,症例1は施術 4 回で,症例2は施術 2 回にてそれぞれ施術前 10 の痛みが 1 へと軽減した.施術後も予防として足の指の運動トレーニングなどのセルフケアを指示したところ,再発はなかった. 【考察・結語】腓骨筋腱炎を疑った患者 2 名に対して,筋緊張の緩和と鎮痛及び足部の冷えの緩和を目的とした鍼灸施術を行った結果,痛みの改善が認められた.その理由として,鍼刺激が筋紡錘などを介して,筋緊張を緩和した可能性が考えられた.}, pages = {13--21}, title = {腓骨腱障害に属する腓骨筋腱炎を疑った患者に対する鍼灸施術の有効性 -腓骨筋腱部に痛みを訴えた 2 症例よりの検討-}, year = {2023} }